鬱病になり史上最速で会社を退職した男~その理由
電車に乗っていると、ある朝体が突然動かなくなってしまった。
・・・金縛り?と思っても、一向に収まらない硬直感。
気づけば職場の最寄りを通り過ぎ、電車は終着駅に。
そのうち涙があふれて、過呼吸を起こす。
「もう無理だわ、自分。」
その日から私は休職することになった。
どうも、
クズ県クズ市クズ村出身のゆとりマンです。
本日は鬱病になり約1年で会社を辞めた話をしようと思います。
この話は続編なので、
事前にこちらを読んでいただけると話が深まります
↓
んまあ読むのめんどくせーよ!て人向けに
事前ストーリーをザックリまとめると、私は新卒カードを1週間で
これからする話は、その会社での話です。
私が既卒で就職した会社は広告代理店でした。
実は新卒時代から目指していたのがこの広告業界でした。
就職浪人をして、念願叶っての入社!だった分、
1年間社会人デビュ
しかし、大手広告代理店Dさんが騒がれたように、
いわゆるブラックです。
広告業界ではこれが当たり前なので、
何故そんな業界に飛び込んでいったのっか、
私が新人として配属された初日から終電での帰宅はルール化されていました。
峠をまたぐのは当たり前。
むしろ、そこからが勝負だと言わんばかりのワーキングスタイル。
ひどい時は会社に泊まり、
帰れたとしても、在宅ワークは不可避。
お客さんとの飲み会の後、会社に戻って仕事。
とにかく無形商材を扱う仕事ならではの、
そんな働き方を続けていたら、わずか半年で鬱になり、
鬱との闘病生活や、
では、私はなぜ鬱になったのか。
①いつも寝不足状態
んまあ前述したように、ハードな働き方だった為、睡眠時間を削っての対応が多かったんですね。
家に帰れても、ウチの集合住宅には騒音おばさんならぬ、夜中に酒飲んで、仲間でドンちゃん騒ぎする輩が住んでいた為、充分に睡眠時間を確保することができずにいました。
更に、鬱になると、昼間の倦怠感がひどくなります。
夕方になるにつれ、段々エンジンがかかり元気が出てくるけど、夜はなかなか眠れない。
睡眠不足は確実に心身を滅ぼしていきました。
職場では、受け答えや挙動がおかしかったり、PCの画面の文字がバラバラに浮いて見えたりと、体に変調が起こり仕事もままならない状態になっていました。
人間としてありえないミスを起こす。
メンタル的にも低空飛行で、私が生きているのはナゼ?という感覚。
気づけば、通勤中に私は倒れていました。笑
②出来ないことに対する焦り
これは闘病中の心理テストで分かったことなのですが、私は人一倍神経質な性格でした。
真面目をこじらすと、人は神経質になります。
これは、一見良いことのようで、自分の首を絞めるだけです。
人間、ある程度のテキトーさは必要です。
職場の人とうまく話せるかな?自然にやりとりできるかな?
お客さんとの商談はテキパキ進められるかな?
ルーキーなら、そんなことすぐに出来るわけないだろうということも、私にとっては息をするのと同じように出来て当たり前。そんな思考が確かにありました。
会話をする時はいつもぎこちない。
一見職場に溶け込んでるように見えて、実際にはそうでもなかったり。
鬱で昼間の倦怠感がひどくなるので、頭が回らなくなります。
会話の機転が回らなくなり、私の悩みや症状は加速する一方でした。
んまあ結局は環境のせいというか、気の持ちようだろって要因が大部分を占めていたということです。
自身のメンタルの弱さを考えると、私のクズさがより一層極まります。
復帰しても、あの環境じゃ、またしんどいから逃げ出したい・・・はっきりそう思いました。これもまた弱さです。
んじゃあお前さ、鬱になったけど、これからどうしてくの?
一時は明るい未来を見出せなくなりました。
私の鬱はまだ寛解までは至っていません。
でも今は、非正規ですが、週5で働いて、なんとか生きています。
20代でこんなにもつまずく予定では無かったのですが、
こんなクズでもまだ若い!と自分に言い聞かせ、
クズなりに前向いて生きていこうと思ってます。
当面の目標は愛する人と結婚して、幸せを育むこと。笑
短期離職というタブーを2社連続で起こした特殊生物ですが、こんな私をどうぞよろしくお願いします。
また、似たような特殊生物がいるなら互いに頑張りましょうね。
なかなか希少種だと思うけど・・・笑
以上